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新藤兼人監督、逝く。 [映画]

100歳だったそうで、大往生ですね。

すいぶんまえに新藤兼人監督映画『裸の島』がテレビでオンエアされて観たことがあります。

モノクロです。しかもまったく台詞のない映画。

350万円という低予算で製作されたということですが、1961年にモスクワ国際映画祭グランプリを始め、数々の国際映画祭を受賞、世界60カ国以上に上映されてますから、映画は予算じゃないってことが、まだ信じられてた時代の名作ってことでしょう。

新藤兼人監督は、テレビドラマの脚本も手がてますから、知らないうちに新藤作品をかなりたくさんの人が観ていることになるはず。

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たまたまですがNHKで、映画のデジタル化(DCP)で地方の映画館が立ちゆかなくなりつつあるという話をしてました。古き良き時代の映画の、たぶん最後の巨匠が新藤兼人監督ということになるんじゃないかと。

あ、鈴木清順監督がまだ健在ですが、もうメガホンは取ってないと思います。

新藤兼人監督のご冥福をお祈り致します。
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